キン肉マンに熱狂しキン肉バスターやパロ・スペシャルを実際に再現して軽く怪我したり、
キャプテン翼に熱狂しスカイラブハリケーンを実際に再現して軽く怪我したり、
ビーバップハイスクールの愛徳高校の裏ボタンに替えて内ポケットにエチケットブラシをしのばせ没収されたり、
バックステージパスというバンドの雑誌を毎月買っていた世代の皆さんは、
お金と時間、どっちが欲しいかと言われれば、即「時間」と答えるのではないのでしょうか?
あなたの口座へ86,400円が毎日を振り込りこまれます。 でもその口座の残高はその日に使わなければ毎日0円になる。 つまり86,400円の中であなたが使い切らなかった金額はすべて消される。 貯めておこうと思っても毎日消されるのでその口座は86400円以上になることは無い。 だとしたらあなたはその毎日振り込まれる86400円を、どうしますか。
なんてきいたことありません?
「円」を「秒」に替えると、86400秒で24時間。
つまり1日=86400秒
時間はお金と違ってみんなに平等に与えられ、そして二度と戻ってこない。 時間そのものは無限ですが、一人一人の時間は無限ではない。 どんな人でもいつか終わりは来てしまう。
そういう意味では、お金は無限に世の中を回るのでなくなることは無い。
それなのにお金はもったいない思っても、 自分の時間を無駄にすることも、人の時間を奪うことも罪悪感を感じない。
人は生活レベル、エンゲル係数を下げることをなかなかできない。
今の家より大きい家に住んだらさらに大きい家、今の車でも充分なのにもっと高級車、 SNSでリア充感満載の投稿を見てはもっともっと自分もそうしたくなる。
そもそもどこのだれかよく知らないし、比べたって上には上がいる。
これも無限ループで終わりが無い。
ただ仕事が終わるのを待ち、そのあとの時間も自身のスキルアップに投資せずただ浪費し、夜中まで役に立たないノイズに囲まれ、気づいたら寝て朝を迎える。
これでは「時間」にも「お金」にも嫌われる。
お金に目を向けることも大切ですが、時間に目を向けると、限りある時間を誰と過ごし、何を学び、どんな人生の終わりを迎えることが後悔しない生き方なのだろうか。
そう思えたりもします。
↑KIRINJI 「時間が無い」 後半に行くにつれキレが増すおじさんが切なくてキュート
まだまだ答えは出なそうですが、
とにかく自分の時間を大切にすることと、 他人の時間を奪うようなことはしないように努めたいですね。
こうしてる間にも、「人生の砂時計」は、
少しづつ上から下へとゆっくりと流れ落ちているのですから。