美容業界について考えてみる①

「しくじり」から学ぶ美容室経営。

3日ぶりです。
全国630店舗以上!もみほぐし・足つぼ・ハンドリフレ・クイックヘッドのリラクゼーション店【りらくる】

お久しぶりです。

サボってたわけではないです。

 

韓国ドラマ「マイ・ディア・ミスター」をイッキ観していただけです。サボってる?か?

 

両親のいない未成年の女の子がおばあちゃんを助けるために人を殺してしまい、心を閉ざしたその後の人生の中で、一人の中年おじさんとの出会いから立ち直っていくストーリーです。おも・・・

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その中でクソ意地悪な上司の人権無視な発言に対して、

「会社は機械が働いているんじゃない!人間が働いてるんだ!」

と怒鳴るシーンがあるのですが、

まさに美容室もそうなのでございます。

 

「週刊東洋経済」という雑誌の特集で「残る仕事・18種の現在と未来」という記事があり、

その中の残る仕事に美容師が紹介されています。

AIには代替できない技術と創造力ホスピタリティーがその理由とのことでした。

 

日本は超少子高齢化、急激な人口減少という未だ世界が経験したことのない事態を経験することはほぼ確実な国で、この事態をどう乗り越えるのかが世界から注目されています。

それだけでなく、緊縮財政・デフレ・人口減少・コロナ・年金問題・東京オリンピック・・・、

問題山積み。社会問題の宝石箱です。笑えませんけどね。

しかも人口は減少しているのにもかかわらず、一都三県は少しづつ人口は増え、特に神奈川埼玉千葉の3県はコロナの影響もあり東京からの移住者も増えているとか。

 

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そしてそんな中、美容師の数も、美容室も増えているのです。

そして今までは駅前立地で出店すれば、ポスティングやチラシ配りで駅の利用者や近隣の住民の集客だけで、ある程度売上は見込めましたが、

今ではSNSやホットペッパーでできるだけ認知度を上げネット予約につなげるなど、より広範囲での集客が必要となっています。

 

消費者からすれば今まで以上にサロンの雰囲気・スタッフ・価格帯をしっかりと吟味しながらサロン選びができるため、

その流れに乗らない限りお店を知ってもらうことすらできない。そんなサロンもあるかもしれません。

サロンは技術と接客という実体験で実力を感じてもらう前に、集客サイトのページをいかに上位にあげるか、PV数を増やすか、インスタをどのように活用するかなど、サロンを知ってもらい予約につなげるまでのマーケティング力を高めなければいけなくなっています。

 

「技術以外」「接客以外」の「未来店客」への発信力を求められるわけです。

 

つまり美容師個人としては、一昔前よりも圧倒的に「やることが増えた」わけですね。

 

でも美容師自身が会社に頼らずとも、ほぼ無料で情報発信できるというのは今まで以上にアドバンテージがあると思います。

 

1枚のチラシを1人に、ではなく

多くの情報を、世界に発信できるわけですから。

しかも無料で。

 

しかし、どんなにかわいいモデル写真を投稿し、どんなに集客が成功しても、本当の美容師の実力はそのお客様に何回も、そして何年も自分を指名してもらうことです。

 

100人のお客様を担当するのに、1000人の集客が必要な再来店率10%の美容師と、

100人のお客様を担当するのに、100人の集客で済んでしまう再来率100%の美容師。

 

この違いはまさに「美容師」vs「お客様」の1対1における実力の差です。

 

「AIには代替できない技術・創造力・ホスピタリティー」

 

たくさんある美容室、たくさんいる美容師の中で、この3つを真剣に追及し続けない限り、たとえ今後残る職業であろうと、未来店客を集める力があろうと、結果として選ばれる美容室・美容師にはなれません。

たとえ世の中がどんな状況であろうと「選ばれる美容師を生み出す」ということが、美容室経営者に与えられた責務だと自覚し、自分自身も成長していかなければですね。

 

ちなみに、世界でダントツの高齢化地域№1は「秋田県」だそうです。

面白いデータが。

日本で一番美容室に通う回数が多い県も「秋田県」だそうです。

 

男性の、えふりこぎ(かっこつけな性格という意味の秋田弁)と、

女性の「秋田美人」という大衆イメージを壊したくない美意識がそうさせるとか・・・。

 

そして何より、美容業界で先駆的な役割を果たした伝説の美容師、中村芳子さん(平成17年に105歳で死去)の存在があるというのです。

大正15年に秋田市内で美容院を開業後、国産電気パーマ機第1号(今のデジタルパーマ)を取り入れたり、

新しい髪型と洋服を着こなしたモデルを登場させてファッションショーを開くなど先進的なプロデュースを行ったり、

弟子を育てるのにも熱心で、その数は100人を越え、そこから多くの弟子たちが独立して店を構えた影響もあり、東北地方には美容院が多いのだそうです。

シャンプーやセットだけで週に1度は美容院で手入れしてもらうなど、日常生活に美容院が県民には定着していて、まさに美意識が高い「秋田美人」。

 

人口比率で美容室が多い県1位は、美人で有名なあの県|@DIME アットダイム
NTTタウンページは、タウンページデータベース(職業別電話帳データ)を活用してさまざまなマーケティング情報を提供しており、自社が運営するタウンページデータベース紹介サイトで毎月、独自の都道府県ランキン...

 

秋田県は日本全国の年収ランキングの第45位です。(私の故郷・青森は堂々の47位です)

けっして裕福な人が多いというわけではない。

 

【都道府県別年収ランキング】地域間格差が明確にわかる
東京や大阪など都道府県別の年収データをランキング形式にして掲載。都道府県毎の年収・収入格差を確実に知ることができます。このデータを参照することによって都道府県別の景気経済状況がわかる。

 

しかし、それだけ美容室を生きていくうえで欠かせない場所と思っている人がこれだけ多いということは、

 

やはり美容室と美容師が増えていくことは、どこか納得ができてしまいますね。

 

どんな状況下であろうと、

可愛く美しく、そしてかっこよくありたい。

我々を必要としてくれる人たちが多ければ多いほど、

自分たちの技術に誇りと責任を持ちたいものです。



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