人口増えないのに美容師と美容室が増えるとどんどん首が締まる美容室経営。

「しくじり」から学ぶ美容室経営。

美容関係のネット関連のシステムを扱う会社や商材関係、求人関係や広告関係。
次々と上場との話題が。

喜ばしいことです。おめでとうございます。(表の吉田)

でもどうなんでしょうね。なーんか素直に喜べないっすね。(裏の吉田、ある意味こっちが表)

我々美容室は何かと暗い話題の方が多いような気はしますが、
そのまわりの「美容室・美容師にかかわる」会社様はどうやらブクブクと潤ってるようで・・・。

うらやましゅうございます!

まあそれもそうですよね。

 

考えればわかることで、

我々美容師のほとんどは美容師としてのプロではありますが、「経営のプロ」ではない。

稀に有名大学を出て大企業に入社し、美容師になった。なんて人もいるんだろうけど、
まあ少ないですよね。

勢いのある美容室の社長さんは意外と美容師ではない場合も多いし、

そもそも見ている目線が美容師とは全然違ったりします。

そんな私は「ド美容師」

経営的知識があったわけでもないし、勉強したわけでもない。

なーーんてオーナーさんがほとんど?ですよね?知らんけど。

 

何か知らんけどやってみて、なんかそこそこうまく言った感じになって、

でもって「後付け」で、成功体験みたいに語ってみたりするわけです。

 

そういう「感覚」でできてしまう人も少なからずいらっしゃる美容室業界だとも思うわけです。

 

そもそも美容師・美容室って参入のハードルが低い「レッドオーシャン」なわけですから、実力がないと簡単に飲み込まれる業界です。

でもそんな風に感じないのは、きっと「溺れそうなのに気が付いていない」ということなのかもしれません。

それかすごく広いけど、とっても浅いオーシャンなのかも!

 

実際に人口は今後どんどん減っていきます。

だとしたら美容室も美容師減ってい・・・、かない!むしろ増えている!

美容室に行くという文化が日本から消えることは無いとは思うのだが、にしても美容室増えすぎ。

信号機やコンビニと比べる意味が良くわかりませんが(信号機ってそんなに増える?)、低価格カットサロン、低価格カラー専門サロン、どんどん増えている。

今後も出店しようと思ってる奴の言うセリフではないが、
「そんなに美容室必要か?」
とも思うわけです。

なにが言いたいかと言うと、ただ美容師が増える、ただ美容室が増えるのは、

「美容室・美容師を食いもの(すいません!敢えて汚い言葉を使いました!)にする企業を儲けさせるだけではないか!」

ということです。ふぅーー・・・。

雇用を生み出すという視点で考えればいいのかもしれませんが、そもそもいいお給料を分配できるかどうか・・・。

今の業界におけるの集客、求人の状態を続けていくことは長期的に見て好ましくないと思うわけです。

気が付かない間に、同じ業界で共食いしながら、それを高みの見物で見ている人に搾取までされている。

 

そんなネガティブな感情さえ感じてしまうのです。

ではどうすればよいのか。

「お客様を失客させず」「スタッフが辞めないサロン」にする努力が必要なわけです。

そうすれば莫大な広告費と求人費をスタッフに分配して平均年収を上げられる!

おそらくこれって外部のチカラではなく内部の強化だと思うわけです。

お客様もスタッフも100%離脱は防げませんが、確率を減らす努力にコストをかけるべきで、

来るか来ないかわからない、どんな人かもわからない人の為に大事なお金をジャブジャブつぎ込んではいけないですし、そのジャブジャブコストによって潤って儲かる企業がいるわけですから。

もちろん必要なサービスなので完全に切ることはできませんし、見事に構築されたシステムがあるのはありがたいことです。

これは言い方に語弊があるかもしれませんが、

「新規集客に成功している」
「中途採用に成功している」

という状態は、もちろん企業のチカラですが、
裏を返せば「多くの顧客と人財を、他社から略奪する行為」でもあるわけです。

まあ、「商売ってそんなもんだろ!」と一喝されるかと思うのですが、

こんな未来のない日本という国で、お互いに首絞め合うのは終わりにしたい、というのが私の本音です。

なんかいい方法は無いですかね?

日本の美容室・美容師の社会的地位の底上げ。

みなさん一緒に考えてみませんか?(美容室オーナー限定で)

そして知恵を貸してください!(無償で)

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