おかげさまで11周年。そしてこれからにむけて「君たちはどう生きるか」

「しくじり」から学ぶ美容室経営。

って、映画まだ見てないので、早く観ますね。

吉田さん最近ブログサボってますね、って言われてまして。

そです。サボってます。ちょっと飽きました。

でも意外と見てくださる方が増えているようで、やはりちゃんと発信しなきゃって思い、11周年という節目にカチャカチャとキーボードを。

去年は10周年ということもあり盛大にちょとしたお食事会&ビンゴをやったのですが(盛大にちょっとした?なんかおかしい気がする・・・)、今年は自分で勝手に感傷に浸っておりまして。

10年前は、10年後は○○店舗まで拡大するぜ!年商○○億目指すぜ!とかイキり立っておりましたが、

私の人望の無さと身の丈に合った経営ができずに今に至る、そんな感じですかね。

世の中の環境も、美容室を取り巻く環境も、ここ10年でずいぶん変化し、どんどん成長していく周囲のオーナーさん達の活躍に無駄に焦りを感じながらも、

なんとなく「自分らしい経営」というものに専念して、「誰を幸せにするために経営しているのか」という原点をもう一度考え直そう。

そう思う今日この頃であります・・・。10年、遠回りしてきちゃいましたね。

この先の美容室経営は、もっと厳しい世界に突入することとなるのは間違いななそうですね。

最低賃金は上がり、様々なものが値上がりし、増税は加速し・・・。

相当な鋼のメンタル持たない限り明るい未来を描くのがま――――ムズイ。

となると、お客様の美容室に対する目線・評価も厳しくなるはず。

「より安く、より良いサービス」を求めるお客様、「価格以上の付加価値」を求めるお客様はもちろん今までも多数おられたと思うのですが、そんなお客様がさらに増え、さらに厳しく評価されることになるわけです。

美容師自体の働き方も大きく変化し、フリーランスになる美容師も増えましたね。
そんな中インボイス始まり
そして新卒の求人もなかなか大変で。
人口減ってるのに美容室は増え・・・。

明るい未来、見えない・・・、

 

 

 

とは、私は思ってなくて。

むしろ、「本当に必要とされるサロン」「本当に必要とされる美容師」しか生き残れなくなるのかな、なんて思ったりしてまして。

経営者も、美容師も、「選ばれる」「比べられる」ことからより一層逃れられなくなるってことは、

経営者は社員が残る(増える)ことを考えなければならないし、
美容師は誰よりもお客様から支持されるために自身を磨き続けなければならなくなるわけです。

経営者、スタッフ、お客様がすべて幸せになる関係性。
この「仕組化」をどう構築するか。

経営者は「自分だけ儲かればいい」とう経営を続けることはできなくなり、
美容師は「自分だけ売上上がればいい」という考え方では信頼を構築できない。

美容師の社会的地位の向上というものを目指すのであれば、
一人で魚や鳥を捕まえて、一人で生きていくより、
みんなでマンモスを捕まえて、みんなで分け合う。

私はそのほうが「発展的」なのかな、と思います。

若い美容師さん達も、今は健康で自分だけに投資ができて、周囲に責任を持たなければいけない事があまりないので、ストレスフリーで自由な働き方がしたいと思うかもしれませんが、

将来は家族を持つわけで。自分ひとりのお金、自分ひとりの体ではなくなるんだな。

40歳過ぎたぐらいから実感します。頭と体の衰えをね・・・。

いやー、外国の映画とか俳優の名前思い出せないぜーーー。
ちょっと走ると膝壊すぜーーー。
カルビよりハラミ選ぶぜーーー。

美容師一人で70歳ぐらいまで年収を増やし続けることができるのであれば、私はそっちの方が幸せかとは思いますし、それができるスキルやメソッドを手に入れる努力はするべきだとは思います。

個人主義が加速するからこそ、私はチームとしての価値を高めるべき、そう思うわけであります。生意気ですいません。

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