美容学校が変われば、業界は変わるんじゃないか、って前から思っている。

雑談部屋 お暇ならどうぞ

もういいのです。

私は美容学校様に気に入られなくたって。

炎上したってかまわんよ。

ただ、「いつも変化や改革を求められるのは美容室側ばっかり」だなってことに、モヤモヤするんです。

賃金規定、デビューまでの教育、複利厚生・・・

毎年初任給も上がり、他社が上げてきたからうちも・・・、なんてインスタのリクルートアカウントみて焦ったり。私はもう見ちゃいません。モヤるんですもん。

 

ハイハイそうですよーだ。求人弱者の愚痴でございます。

 

儲けたくてインターン制度(1年間は美容室に勤務することが美容免許取得条件)を廃止し、現在における美容学校を取り巻く構造上仕方ないのかもしれませんが、

美容学校が一番大事なのは「学生集め」であり、お客様は生徒さん達であり、それが財源であり、ぶっちゃけ美容室は取引先みたいなものかと。

何かと使えそうな美容室・経営者と、とりあえず仲良くいい関係を保てればいい。

求人の勉強会なんかだと、

「とにかく学校に挨拶に行け」「近況報告や退社報告しろ」「先生と仲良くなれ」

とにかく学校側に「好印象」を与えることからのスタート。

学校も先生方も日々生徒さん達を大事にしてくださってることはもちろんわかります。

プライドを持って職務を全うしていただいているのも伝わってきます。

でも、ちょっとだけ思いますよ。

 

ああ、学校は美容室に対してけっこうマウント取れる立場なんだな、と。



新卒は1人でも来てくれたらうれしいですよそりゃ。

でも現在は美容室の数に対して圧倒的に学生が少なく、新卒獲得率は非常に低い。

それだけではない。

美容業界の離職率の高さ。

デビューする前に辞めてしまう人の多さよ。3年以内に56%辞めるんですって。

 

ここですよ!ここ!

これをさ、美容室だけのせいにしちゃいないかい?

何でもかんでも美容室に押し付けてはいないかい?

なんか知らんけど、お店辞めた後なぜか美容学校行って、辞めた理由とサロンの不満を生成に報告・・・   しかもちょっと盛って。

で、先生も可愛い卒業生だから、そのまま鵜呑みで「ああ、あのサロンやばいんだな・・・」って信じちゃって・・・

まあ、退社してしまったのは事実なので言い訳する気も無いですが。

 

社会人としての教育、技術教育・・・、

もちろん、やってくれてるんでしょう。

 

2年間、学生は学生気分で美容学校に入学し、学生気分のまま卒業し、そして入社し学生気分から抜け出せない、こうなってるパターン多い気がするんですよ・・・。

もちろん頑張って教育しますよ。せっかく来てくれたんだから。

「御社に入社したい!」って。

選ばれて、頼まれたんだから、よほどのことがない限り不採用なんてできませんって・・・。

みんないい子だし。

そりゃ希望者いっぱいいて「選ぶ側」ならいいですけど、大半が「選ばれる側」という美容室がほとんどかと。

あの手この手に莫大な求人費をかけて・・・、

そんですぐ辞めるってサロン、多いと思うんです。

 

私は提案したい。

先生方、特に就職担当の先生、いや、校長!

「今年の学生は個性的な子が多くて・・・」

「やはり初任給の高さと休日の多さや土日休めるサロンを求めてま・・・」

 

そんな話、どうでもいい!だから何だよ!

 

大事なのは、

「美容室と美容学校が一緒に美容業界を良くするために何が必要で、どんな改革をしなければいけないのか」

ではないのか!

もう美容学校も美容室も、「自分達さえ良ければいい」なんて思ってるからどんどん業界は低迷するではないか。

現在のゲームルールで弱肉強食をこれからも続けていくことは、果たして業界全体の為になっているのか?

今の「常識」は、本当に「常識」なのか?

 

 

【ヨシダ提案・美容学校改革案】

①美容学校は2年間でスタイリストにまで育て上げる

「当校は、スタイリストを育成し、即戦力として卒業させます!

これで学生の集客は完璧です。本気で美容師になりたい人は高い授業料でも集まります。

遊びたい奴は遊んでりゃいいんです。

だって、アシスタント時代に辞めちゃうんでしょ?もったいないじゃん。

だったらスタイリストとして即戦力なら即生産性が上がり美容室だって求人に前のめり。

初任給だってもっと高くできます。

入社試験はモデルカット&接客。どうだ。

②キャリアのあるベテラン美容師を積極的に教員として招く

40代ぐらいからは若いスタイリストのようにはサロンワークで活躍できないかもしれないが、何よりも「経験」があり、美容業界を見てきている。教育する側であり教育のスぺシャリストもいるはず。

そんな人生の先輩たちのセカンドキャリア・ダブルワークの舞台をつくり積極採用。

高い授業料いただければ、スタイリスト教育のプロ集団がいる美容学校になります。

年齢の近い若い美容師を招いて夢を持たせるのも良いかもしれませんが、それが逆。に「リアル感」を薄くし、「憧れ感」増幅させ、「ギャップ」でモチベーションダウン・・・ってことも。

③一流のホテル、レストランのマネージャーが毎日ホームルーム

やはり美容師たるもの「接客」ができてこそ価値が上がる。彼らから「本物」を学ぶ

 

④ヨシダを学校の特別顧問として招く

嫌でしょうけど。

 

 

最終的に言いたいことは、

美容学校だって「差別化」や「ブランド化」はするべきじゃないのかい?ってことです。

どこの学校行ったっておんなじ、授業料安いとこでいいや、ってなってますよ。

この技術って、この授業って、学校で学ぶの必要かな?これって意味ある? ってなってますよ。

 

【最後にまとめ】

 

生意気な事を言って、すいませんでした!



 

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