チーム?組織?
んなもん、どーだっていーわ。
って思う気持ち、わかる、
わかるよー。
美容師なんて結局個人だし、個人が認められればそれが成果であり正解。
もちろん間違っていないです。
それはそれは努力して技術を習得しセンスを磨いたのでしょう。
美容師だからおしゃれな見た目でカッコイイといわれるのでしょう。
じゃあ、なぜ給料が上がらない?売れない?
売れるはずですよ。技術上手いし、見た目もかっこいいんだからね。
私もたくさん美容師さんを見てきて思うことはあります。
その中で感じることは、売れる美容師さんは技術が上手いのはもちろんですが、それ以外の感覚が研ぎ澄まされてます。
どんな感覚かと言うと、
「一般目線」感覚。これですね。
美容師さんは、謎に「拘り」「個性」が強い人が多い。
そして拘りと個性が良い方向に行けばいいが、逆に作用してる人も多い、気がします。
拘りはあっていいと思います。
ただそのこだわりが、「一般的に喜ばれる拘り」ではなく「自分の好き嫌いからくる拘り」になっていて、
しかも「自分の拘り=喜ばれる」と信じて疑わない状態になっていると、ちと厄介。
貴方の髪型・色・服装・喋り方・・・、
それは「一般的に」受け入れてもらいやすいでしょうか?
貴方の寡黙な営業スタイル、施術のスピード、こだわったスタイルの仕上がり・・・
それは本当に「一般的に」良いとされてますでしょうか?
私は別にロン毛だろうが髭だろうが全身タトゥーだろうが半ズボンだろうがサンダルだろうが別にいいと思いますよ。
それが一般的に清潔で一切不快感を感じさせなければ。
私は別に言葉遣いが悪かろうがタメ口であろうが高圧的であろうが社交性なかろうが別にいいですよ。
それが一般的に好印象で不快感を感じさせなければ。
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一度考えてみて欲しいのです。
貴方は一般的な感覚でサロンに立っていますか?
是非気が付いてほしいのです。
貴方の感覚は本当に一般的な感覚と同じですか?
「俺は俺の価値をわかる客だけいればそれでいい。俺の価値をわからん客なんてこっちからお断りだ!」
それならそれで、頑張ってくれ。
ただそれで結果が出ないとしたら、
役に立たない拘りやプライドはとっとと捨てて、「一般的に好印象な人」を嫌でも演じたほうが結果は出やすいと思います。
【まとめ】
もしあなたが初めてのお店に行ったとき、
元気で明るくて笑顔が素敵で清潔感がある店員さんがいたら、
「あ、ハズレだ」
って思いますか?
ゆったり落ち着いたおしゃれなカフェで、
激しいヘヴィーメタルや激しいダンスミュージックのBGMが流れていたら、
「センス良い」って思いますか?
あなたのまわりの売れてる美容師さん、
あなたから見たら意外と「普通」な人じゃない?
「普通」に「感じのいい」人じゃない?
拘りや個性が溢れだして止まらないなら、
独立して1人で好きなようにやってみるのが一番幸せだと思います。