教育って難しいよね②

雑談部屋 お暇ならどうぞ

しくじり老害経営者兼美容師ですが、

これだけは言えると思う。

「量をこなしたことがない奴が、質を語るな」

 

私は低料金のサロンで働いている美容師さんが、単価が低いからといって「質」が低いとは思っていません。

低単価でも「数」をこなし誰よりも高い売上を上げられる人を、質が低いなんて言えないからです。

逆に、高単価の店で働いているからといって、「質」が高いとも思っていません。

高単価でも指名数が少なくて売上が上げられない人を、質が高いなんて言えないからです。

 

どんなサロンだろうと、そこで高いパフォーマンスができる人の共通点は、圧倒的な「数」「量」だと思うのです。

質の高さの「入り口」が、それだと思うのです。

 

「自分は質を上げたいので丁寧に施術したい・・・」

「自分は再来率にこだわりたいので丁寧に施術したい・・・」

 

そういう人ほど、「数」で売上をあげている人を否定します。

「数をこなす」=「質が下がる」

「数をこなす」=「悪」

「時間をかけて丁寧に」=「質が高い仕事」

「時間をかけて丁寧に」=「正義」

 

蓋を開けてみると、売上は低いし指名も少ない・・・

 

「自分の価値をわかる客だけ指名してくれればいい」

この美容業界、あなたより質の高い美容師は山ほどいるのに・・・。

 

練習も実践も、誰よりも量をこなしたからこそ、誰よりも施術のスピードと精度が増し、誰よりも気が付き、誰よりも多くのタスクをこなし、効率的に動くことができるようになる。

なぜこれを理解できないのか・・・。

なぜこれこそプロだと思わないのか・・・。

 

つまりは、「自信の無さのあらわれ」だと思うのです。

 

今は楽に情報を得て、「やれてる気」「わかった気」になっているだけで、血がにじむような経験や実践をスルーしてはいないかい?

 

大谷君が、イチローさんが、それをスルーして一流になってるとでも・・・?

 

量をこなすからこそ、たくさんの失敗や挫折も多いが、そこから生まれる打開策やあらたな気づきも誰よりも多くなる。

 

だから成功率が上がるのではないか。

 

量をこなしたベースがある美容師さんは、おそらくどんなサロンに行っても、「質」と「対応力」がある気がします。

 

ふられたっていいじゃないか。

断られたっていいじゃないか。

 

その分、強くなるからこそ、

営業もナンパも成功するのではないか!

 

寝ます。

 

 

 

 

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