30年目を迎える美容師の過去、現在、そして未来①

とある男性美容師の過去・現在・そして未来

※本作品は、筆者の経験及び実話を元に創作された「フィクション」です。登場人物や特定の地域、出来事等はあくまでも筆者の脳内での想像により作られております。

 

わたくし、埼玉在住の男性美容師です。

なんとも早いもので、青森の田舎から上京(上玉?)してきて、来年で30年という節目の年。

地味な美容師人生で、特にこれといった功績もないのですが、そんな平凡な美容師生活をせっかくここまで続けてこれたのだから、今一度振り返り、未来の美容師さんたちの参考になれば、そして美容師という仕事をそうじゃない方々に少しでも知っていただければ、

それはそれである意味功績を残したことになるのかな、と。

 

「なんで美容師になろうと思ったんですか?」

なんて聴かれる事があるのですが、

「自分の髪質がくせ毛で、自分みたいな悩みを抱えてる人をきれいにしたくて!」

「髪をいじるのが好きで、絶対美容師になるんだ!って思って・・・」

「いつも行ってる美容室の美容師さんがかっこ良くて、憧れて・・・」

 

なーーんて思ったことは1度もなく、

 

①高校に入って部活とバンド(当時はバンドブーム)、でもって遊んでばかりいてどんどん成績は下がり大学に行きたい気持ちがなくなった。
②やりたいことないし、スーツ着てサラリーマンという想像もできなかった。
③手先は器用な方だったので、まあ何かしら修行して手に職つけるのが自分には合ってるかな・・・
④できればたくさんの女性と出会いたいな・・・(モテたいな)

 

という理由で「安易に」出した答え。

それが「美容師」

 

きっかけなんて、そんなもんです。

 

はい、

ゆるーく語るつもりです。

 

平凡な美容師人生、

劇的に成功したとは言えないし、

人になにか言えるほどのスキルもない。

 

がしかし、

 

「一度始めたことを、そう簡単にやめたりしない」

というのが、私の特徴でもありまして。

 

学生時代も彼女とは5年間お付き合いしましたし、

妻とは出会ってかれこれ25年ぐらいになるのかな・・・。

 

私が自慢できることは、

美容師をやめず、そしてこれからも続けるよ、

好きになった人、好きになったもの、

ずっとこれからも好きだと思うよ(きっと)

 

ということですかね。

見てきたこと、感じたこと、伝えたいこと・・・

少しでも皆さんのお役に立てればと。

 

まあ、もっと続けてる大先輩もたくさんいるんですけどね。

老害、とか言わずにさ、

じゃがりこ感覚でサクッと目を通してくださいませ・・・。

 

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