失敗からの学び、お金編

「しくじり」から学ぶ美容室経営。

今日はとてもお恥ずかしい話をしようかと。

お金の真理 (単行本)

私は田舎の青森から出てきた若造でした。

決してハンサムとはいえませんし、天然パーマ。

顔は変えられないので、せめて人気ブランドの服や時計やアクセサリーで、

スカスカな自分に鎧を纏って「ハッタリ」をかましていたわけです。

 

そしたらどうでしょう。

お金なんて貯まるどころか、マイナスです。

そうすると食生活が偏ります。肌も荒れます。

 

そしてお金ないのに飲みに誘われたら無理してでも行くわけです。

完全に、バグっていたわけです。

 

その原因は、「本当に心から自分が欲しいもの」ではなく

「他人からどう見られたいか」ということが軸になってお金を使っていた、

ということなのだと思います。

本来であれば、もっと自分の成長の為にお金を使うべき時期なのにです。

 

有名ブランドを着ている自分、高級な時計をしている自分、人気のアクセサリーをつけている自分、

そんな自分を他人がどう見ているか。

こんな俺、センスいいだろ?

Photo by Alex Haney on Unsplash

物を買う目的が、「他人に自分がどう映ってほしいか」だったのでしょう。

「他人軸」ばかり気にしていたんでしょうね。

 

そういうものを持てる自分になるように努力した後に、お金やモノが付いてくるというのは、今になったらわかるのだが、

その時はそれさえ手に入れば「時短」で羨望のまなざしを得られるという「承認欲求」の強さが、田舎の若造故、出てしまったのだろう。※青森の人は基本もっとちゃんとしてると思います。誤解しないでね♡

 

周囲の人が見ていたのは、私という人間ではなくて、持っているモノなわけです。

そのモノに見合う自分になっていなければ、ギャップが生じて逆に哀れに見えるわけです。

 

1000万の年収でも、東京の港区のタワーマンションに住んで子供を私立学校に入学させたら全く貯金はできません。

 

1000万の年収でも、埼玉で子供を公立学校に入学させれば、おそらく年間300万以上は貯金できるわけです。

 

みんな港区に住んだら成績が良くなり、みんな埼玉に住んだら成績下がるなんてことはありえないのに。

 

港区に住んでる自分、タワマンに住んでる自分、子供を私立の有名校に通わせてる自分を

「他人」にどうみられるかを重要視して無理してでもその選択をしているようなものです。

Photo by Adi Perets from Pexels

他人からうらやましがられても、本当に自分は心から幸せなのか・・・。

ほんとにたくさんの時間とお金を無駄にしました。

 

だからこそ今は、お金と時間というものを有効に活用したいと思っている。

見栄と承認欲求に侵された自分では周囲も自分も幸せにできないと感じるからです。

 

 

だからと言って、「贅沢は敵」なんておもってはいません。

有り余る財力があって、たとえそのモノの価値がよくわからなくても、高価なものを買うことで心が満たされていればそれも幸せだと思います。

高級マンションに住むことが人生の目標であるならもちろん住むべきです。

 

私はそんな富豪の仲間入りはできないので、

自分自身に、

「おい!てめえ!それ本当に欲しいものか?その理由を述べよ!」

と問うた時、きちんと答えられたら「買い」だと思ってます。

 

ただ高くて有名、高級ブランド、人気、見栄・・・。

それが最終的な理由ならNO!!となり、

 

自身の人生を彩るにあたって必要ならGO!!となります。

 

私は、心地いいひと時、心地い体験にはお金を使いたいタイプです。

まえにも触れましたが、

私は車・音楽・映画・読書・お酒が好きなので、この空間は快適にしたい。

 

だから車はただヒトとモノを運ぶ道具の役割りさえすればいい、なんて全く思わない。

自分が満たしたい条件をクリアしていれば「買い」でいいと思うのです。

そこに価値を感じなければ安くても中古でもなんでもいいと思います。

 

そしてこの条件を満たした先に、「ステータス」というものを楽しめる自分を目指せるといいのかなと。

何より、「足るを知る」

ですかね。

お金の真理 (単行本)
なんか、スポーツカー欲しくなってきたな・・・

 

自分に問うてみる・・・、

 

までもない! NO!!

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