「素顔」のままで、疲れ果てるか
「仮面」をかぶって、生まれ変わるか
なかなか興味深い本なので一気読み。
著者は株式会社識学 社長の安藤広大氏
この識学とやらで企業を再生させたとか。ザックリ過ぎてすいません。
いろんな本を読んでるといろんな見解があるので正直自分にとってどれが合ってるかわからなくなる、
そんな社長・リーダー・管理職の人は多いのでは?
これを読むと、なんとなく「スゥーッ」と風通りが良くなるような、そんな本でした。
リーダーの仮面をかぶり、感情に動かされないようにするためのマインドセットに必要なものは、
「ルール」「位置」「利益」「結果」「成長」
この5つ。
・曖昧なルールに実行力はない、ルールがないほうがストレスと不安を与える
・自分がトップランナーではなく、トップランナーについていく組織を離れてコントロールする
・組織で最大の利益を力を合わせて獲得するからこそ、仲間意識が芽生える
・プロセスを褒めるのは子育てに限る。社会人は「結果」
・人は、行動によってしか成長はできない
スーパーくそザックリ解説。
こんなんでわかるか!そうお思いの方はまず買いましょう!
これいちばん安かったよ
私は早速組織ってどんなものかを、この本を読んでスタッフに落とし込みしました。
なぜ集団をつくるのか。
それは「大きなマンモスを刈る」ことが大事だから。
マンモスとは「利益」
個々の獲得できる獲物をそれぞれで刈って自分のものにして他人に渡さないのではなく、
みんなで大きなマンモスを力を合わせて狩り、1人で獲れる食料よりも豊富な食料を分け合うことをする。
だからこそそこには仲間同士の連携や信頼感、そしてそれを指示するリーダーが必要。
獲物を刈るためのそれぞれの役割りがあることで毎回狩りの精度も増していく。
みんなが自由に好き勝手思い思いの方法だったり、みんながやろうとしているのに自分だけ従わずに我流で行動したりさぼったり・・・。
果たしてそのような人に規律を守った人と同じだけの食料を分配できるでしょうか。
マンモスを極限まで引き付け近づいていく命がけの役割りや重要な役割の人、その隙に攻撃する人、肉をさばく人など、それぞれの役割りには責任の重さや重要度が違います。
どの役割を全うするかで、食料の分配も変わります。
切り込み隊長は一番体力と神経を使うでしょう。
攻撃陣は普段から体も鍛えなければいけません。しっかり食べないといけないのです。
そして本番に備える。
病気をしたり、寝坊をしたり、二日酔いだったり、真剣じゃなかったりすると、誰かの命も危険にさらされるのです。
これは会社も同じで、
一人でやるより、みんなが力を合わせれば合わせるほど、利益は最大化するのです。
大きい獲物を狙えるのです。
力を合わせてマンモスを狩った集団は、まさに同じ釜の飯を食うことにより、仲間意識が芽生えて、結果的に仲良くなる。
つまり、仲が良いから利益を出せる組織になるのではなく、
大きい利益をみんなで出すから、仲が良くなる、という流れが自然な流れです。
売上や利益をしっかり意識して動くチームのほうが現場の雰囲気はいいはずです。
売上や利益を追わない、目標意識がばらばらの個の集合体では、サロンの雰囲気も売上も良くはなりません。
それをするためには、みんながリーダーの目線を持っていなければなりません。
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会社を維持する為に、みんなの生活を守るために必要なものは利益という名の「血液」です。
血液が無くなると会社は死にます。
血液を作り出すには、売上という名の「食料資源」が必要です。
肉を、魚を、野菜をどんな方法で獲得するのかを、私や店長が考え、みんなが意見を出し、実行に移す。
これが組織です。
そして、組織として必要なるもの、
皆さんのストレスをできるだけ抑え、円滑に営業できる環境づくりをするために必要なこと。
それは、「ルール」です。
ルールとか規則と聞くと、がんじがらめとか窮屈とかだるい、と思うかもしれません。
しかし、交通ルールをイメージしてください。
信号もなくスピードも自由、まったくルールのない状態で、安全に自由に外を歩けますか?
想像してみてください。
ルールがあるからこそ、安全に歩けるのです。
信号があるから、標識があるから、安心度が増すのです。
お店のルールも全く一緒です。
自由にしていいと言われることが、一番困るし、何より不自由でトラブルも増えます。
小学生レベルのルールもあるでしょう。
ビジネスを成功させるうえで、まずは同僚との戦いに勝たなければいけません。
そこに勝とうとするスタッフが多ければ多いほど、
組織は成長すると。
いやー、我ながらしびれますね。
さも自分が考えたかのよーに。
せてどんな結果になるのやら。
今後もこんな感じで感銘を受けた本の紹介をしようかな・・・。
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