楽に、生きてみる。

「しくじり」から学ぶ美容室経営。

母の日も近いですね。

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いきなり広告から入るえげつなさ。



「自分探しの旅」とかカッコイイこと言って、しばらく旅に出て人生観が変わって別人のようになって帰ってくるなんてことを想像したりします。

でもどうなんでしょうね。旅で人って変われるんですかね?見つかるんですかね?

自分探しの旅って、海外のいろんなところ(特に発展途上国)とかを結構長い期間かけて回って、髭ボーボーになって帰国してくるイメージを勝手に持っています。私は。思考が乏しすぎてすいません。

結構な期間で結構な国を旅できる時点で、もう相当お金持ってるだろうし、いまさら自分を探す必要もないのでは?もう充分成功者なのでは?見つかってるじゃん。

と、凡人代表の私は思うのですが、やはりそういう人にしか理解できない人生観があるんでしょう。

伊豆とか熱海じゃ変われないかー。

縄文杉とか見に行ったら変われるかなー。

自分の人生を見つめなおす為に、自己投資を惜しまない。

雨にも負けず 風にも負けず
雪にも 夏の暑さにも負けぬ 丈夫な体を持ち
欲はなく
決して怒らず・・・、そういうものに わたしはなりたい ※宮沢賢治

大企業であろうが、中小企業であろうが、社員を雇えば社長です。

それはそれはストレスはあります。

質は違えど、社員にももちろんストレスはあります。

しかしある時、ストレスが軽減されたように感じた瞬間が。

それは、「他人と比べるのをやめる」事に気づいた時です。

人はどうしても周囲の人と比べることにより、やる気が出たり、落ち込んだりします。

私も美容師として社内のランキングはいつも気にしましたし、1位だとうれしいし、2位だと悔しい。

自分よりも給料もらってる人に嫉妬もしますし、彼女いない時は可愛い彼女がいるスタッフをうらやましいと思いましたし、自分の欲しいブランドのバッグとか靴とか持ってる奴とかなんかムカつくし、なんでカラオケで高音で声が裏返ってしまうんだとか、

なんで俺ばっかりうまくいかないんだろうとか本気で卑屈モードに突入してしまったり。

誰でも経験あると思います。

そんな時に起こる心理が「上方比較」と「下方比較」

上方比較の中でも、ポジティブ比較とネガティブ比較に分かれ、ポジティブ比較は「もっと頑張るぞ・俺も負けないぞ・いいところはマネしてやってみよう・いつか超えてみせるぞ」という前向きの思考。

その逆のネガティブ比較は「自分はダメだ・引きずり落としてやりたい・ムカつく・なんか嫌がらせしてやろう」といったマイナスに向かう思考。

人は誰しもこのような思考の両方を持ち合わせています。

下方比較に関しては、「まあ、悔しいけどあいつよりはマシだからいいか・あいつよりは上だからいいか・あいつほど不幸じゃないからいいかな」という「プチ自己肯定感」を味わい、とくにその後の行動を変えてみることもせずそのままの状態。ダメな自分を感じながらも心理的優位性を保つ感じですね。

つまりこの「他社比較に潜んでいる魔物」というのは、どこまでも終わりがないということです。

これからの人生、自分よりカッコイイ奴、自分よりでかい家に住んでる奴、自分より良い車に乗ってる奴、金持ちな奴、才能にあふれてる奴、日本で一位でも世界にはもっとすごいのが・・・、

というように、比べ続けると、たどりつかないまま人生が終わってしまう。

最初はポジティブ比較で前向きに頑張れたけど、そのうち疲れてマイナスに転じてしまう。

下方比較をすることで気持ちをコントロールする癖がついてしまう。

と言った感じで、不幸によってしまうループに陥りやすい。

結果、比べるべきは「自分」ということになります。

昨日より今日、去年より今年、5年前の自分と今の自分、少しでも成長しているかどうか。

それは数字的なものでも、精神的なものでも、

とにかく自分をアップデートすることを考える。

会社で言えば、自社のスタッフが去年よりも成長しているか、去年より収入が増えているか、去年より利益が増えているか。

他人に対して持つべき感情は比較ではなく「リスペクト」であり「ジェラシー」ではない。

他人の、他社の優れている部分を認め、真似してもいいし、とにかく自分に取り入れてみる。

人は嫌いな人から素直に学ぶことはできません。

嫌悪感や嫉妬心が自分の成長につながることはまずありえない。

感情抜きにして、良いところを素直に見れるようにし、「観察力」を上げることで、大幅に人生のストレスは軽減できる、そう感じています。

「自分と比較」し「他人を観察」。

こちらの精神科医・樺沢紫苑先生の「ストレスフリー超大全」を読むと、

頭と体が軽くなりますよ♪

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