最近マジメな吉田です。
今日も定休日なのにこうやってブログを書いております。
私が独立する前に店長を務めていたサロンは完全歩合制。
転職前はそうではなかったのでとても魅力的なシステム。
個人売上がすべて。こりゃ自分には向いているなと。
そう思ってました。
しかし、それは店長となるとチームプレイでサロンの売上にも責任が生じる。
当然目標行かないと、会議で詰められる。
当然と言えば当然。
これは自分でも反省しているのだが、売上を上げるためにとった行動が
「なるべく休まず働く」でした。
当時、店長は休むな(とは言われてはいないのですが・・・、わかりますよね?)というのが当たり前に叩き込まれていた(ように感じてました)。
だから責任あるものは誰よりも休まず働き、誰よりも売上を上げる。
当時の大手美容室チェーンの社長が本を出した際も、「3年は休まないで働いてみろ」ということが書いてあったのも影響してか、それが成功者の条件とされていた。
これこそスタッフの鏡。
背中の見せ方。
あの頃は・・・、やせてたなー。
実際、自分なりには努力してきたつもりですが、それを今のスタッフにも勧めるかと言われれば、答えはハッキリと「NO!」である。
なぜかって?
休まず働いて健康で死ぬまで最高のパフォーマンスで活躍できる人なんて世の中に何%いるんでしょう?
あらゆる条件がうまくかみ合った一握りの変態ぐらいしかいません。それ以外は無理です。※変態は褒め言葉です。私にとっては。
早く帰って、ちゃんと休みとって、短時間で最高のパフォーマンスしようぜ。
今の私は一貫してこれである。
そもそも現在その働き方を「社員」がしたらアウツ!
休まず長時間働いた人と、しっかり休んで短時間で働いた人。
同じ結果なら後者に良い給料をあげたい。
なぜなら絶対的に内容・スキルに差があるからだ。
前者が後者を越えるには、もっと長時間働かないと結果は越えられない。
後者のような人財をつくるのが経営者の仕事。
後者で構成されたチームにすることが、本当の意味での
「働き方改革」ではないのでしょうか。
皆さん、わかりましたよね?
政府の掲げた働き方改革を、ちゃんと説明できる大人ってどれぐらいいるのでしょうか?
最低賃金は毎年引き上げられ、労働時間を短くし残業を減らし、充分な有給休暇の取得を義務化・・・。
丸投げされ企業努力だけを政府から迫られ、応じることができない企業は国やメディアにつるし上げられそうになる。ブラック企業のレッテルを張る準備はできているのに、企業に寄り添った政策などは皆無。
そして経営者と社員との分断のきっかけをつくる。
国民のことを心から考えている、それが国のスタンスなのだろう。
そのうえで生産性を向上させ、より多くの税金を徴収する。そういうことなのだろうか。
私の思考は有識者から言わせれば間違っているのかもしれないが、有識者や一部の人間にしか伝わらないような政策って意味あるのだろうか。
政治家の皆さんが一生懸命尽力してくださっているのはもちろん知っております。
しかし、
勉強不足、努力不足と言われれば、実際そうなんだろうからそれでおしまいだが、
全国民が勉強しなければ理解できないような取り組みって、本当の目的はいったい何なんだろうと思ってしまう。
働き方改革で、この国にどんないい結果をもたらしたのか?
レジ袋を有料化して、どれぐらい環境に変化をもたらしたのか?
国民の為に配られたマスクは、どれぐらいの人が現在も使用しているのか・・・
国民の努力は、いったい誰のための物なのか・・・
などなど。
「調べろ」「ググれ」と言われればそれでおしまいだが、
これをちゃんと説明できる国民ってどれぐらいいるんだろうか。
会社では、報・連・相の徹底なんて掲げたりしますが、
もう少ししっかり報告が欲しいですよね。
こんなに成果が出ましたよ!こんなにCO2が減りましたよ!ってね。
良いことも。悪いことも。
やったことに対しての定期的な報告がされてるとは思うのだが、なぜ報道されないのだろう。
面白くないから?視聴率とれないから?
普通に知りたい人いっぱいいると思う。
会社の経営もそうなのですが、
何のためにそれをするのか、どういう目的でそうしたのか。
「伝わっていなければ意味がない」のです。
「それは今までも丁寧にご説明申し上げた通りでございます」なのかもしれませんが、
その説明が伝わらない、わかりにくいのならば、
子供がわかるように優しく丁寧に伝えるべきなのです。
お願いしますよ!
ちゃんと説明してくれたら、
俺ら頑張るからさ!
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